湧書館 とよはし便り http//www.yushokan.com

通販配送部を豊橋に移転しました。東京に通う店主を見送りながら、豊川沿いの緑豊かな環境のなか、書籍配送にいそしむ番頭R(古本屋女房)の日記です。

今日の運勢

先週組合の大市で仕入れた新入荷ものを現在目録作成準備中です。
思想哲学や趣味、美術関連、いろいろ目録でご紹介する予定ですので
宜しくお願い致します。

■ ■ ■

今朝のTV番組で、うかつにも番組最後にやる「今日の星占い」を見てしまい
今日の自分が、最低の運勢だと知るはめになってしまいました。ちぇ。

「今日の運勢」、というのが、私は昔から苦手です。
毎朝、占いコーナーが始まる前に別の番組にチャンネルを変えて
いるのですが、今日はたまたま他の雑務に追われていて
番組を変えるのを忘れていました。

まだその日がまだ始まったばかりなのに、「あなたは今日は最悪だ」などと
一方的に宣告され、そのとき嫌な気分になるだけならまだしも、
その日やろうと思っていたことを、今朝の星占いを思い出して
思わず翌日に先送りしてしまったり、もしもその日に
イヤなことに出会ったとしても、すっきり気分転換できず、
その日の自分の運勢を恨めしくなったり・・とろくなことがありません。
まあ、自分が小心者すぎる、といえばそれまでなのですが、
それにそういう日に限って、実際つまらないことが必ず起きてるし。
(結構当たるのです)

まあ、運勢が悪かろうと良かろうと、そういうものを
気にしなければいいのですけど、それならなおのこと
「今日の運勢」を知る必要は自分には無いわけで。
同じ理由で、初詣のおみくじも、ここ数年ひいたことがありません。

占いというのは、自分が何か迷いがあるとき、何かに頼りたい時に
必要だと思うときはありますが、さすがに「毎日」はいらない気がします。
でも多くの人のニーズがあるから、テレビも「今日の星占い」を
やっているのでしょうけど・・。

・・明朝は最初からNHKにチャンネルを合わせておこう。

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日本再発見

時々英語を教えてもらっているニュージーランド人の先生(男性)が
やっと念願かなって、この夏、豊橋郊外に古民家を
借りて住むことになったそうです。しかもタダで。

その家は相当古い日本家屋で、
おまけに何年も住人がいなかったため老朽化が進んでおり
外壁をあらたに加えたり、壁を塗りなおしたり、補強を加えたりと
相当のメンテナンスが必要なのだそうです。
(蛇やムカデやヤモリもしょっちゅうみかけるらしい・・)

また台所は土間で、居間には囲炉裏、お風呂も薪で沸かす方式の
相当クラシカルなもので、色々手間はかかるのだけれど、
彼に言わせると、日本人のそうした伝統的な暮らしは大変自然に優しくて
そういう家をメンテナンスし、住むことは彼にとっては最高の喜びなのだとか。

そしてそんな彼の今の一番の目標は、冬が来る前に、
現在、勝手口ドアが壊れて野ざらしになっている台所に
日本の伝統的な土壁(竹を編み、土壁を塗ってつくる伝統的な工法)を築くということ。
彼なりに、彼のエコ友達(?)から多種多様な知識を得て、また彼自身のオリジナルの
アイデアも加えて、この秋から(土壁作りには秋がベストだそう)その作業に取り組むそう
なのですが、ところどころ、どうしても専門的に解らない点があり、
たまたま私の父が日本家屋専門の建築家(今はリタイア)だったので、
彼の解らない部分を父にアドバイスを請いたい、ということで、
先週父の回答をなんとか英訳して、彼に報告したのでした。
どれほど正しく伝わったか疑問ですが、まあ、おおよそ(?)は大丈夫かと。

まあ私はそれでその件は一件落着、だったのですが、しかしその半面
今まで父の仕事に何の興味も、また日本の家に対する知識もなかった
自分に気づかされ、はっとした、という思いもありました。
細かく編まれた細竹に、藁を混ぜた土壁を塗り、さらにまた違う種類の壁土を
その上に塗り・・といった日本伝統の工法は、手間がかかるものの、
日本の気候にどれだけマッチし、人体や自然にも優しいものであるか。
外国の人と話すといつも、日本人としての自分の無知ぶりをひどく痛感されされます。

でも父は一方で、
「そんなん(=そういうのは)、コンパネ(コンクリートパネルの略)はって、
外からトタン板でもつけときゃ、手間かからんし、
一番安上がりだに。(=安上がりなのに by 三河弁)」
などとも言ってましたけど。

まあ、それは、そうなんだけどね。父さん。(苦笑)


現代の日本家屋の建築工法は、昔とは全く様変わりしてしまい、
アレルギーや環境を考慮した優れた建材も発明されて、
数年前、機会あって大手住宅会社の工場を見学させてもらったときは
素人ながら本当にビックリさせられたものです。
父のような自分で設計図をひき、カンナで木を削り、というタイプの
古い日本建築家は今後ますます少なくなってしまうでしょう。

でも最近は日本各地で、日本の伝統的家屋を見直す
古民家再生プロジェクトがあるようで、関連の書籍や資料も
いろいろ出ているので、もしまた今度良い本が見つかったら
日本を愛してくれる彼に、感謝の意味をこめて
プレゼントしてあげようかな、と思っています。
でもその時は英訳はよそにお願いしてもらうように言わなければ、ですけど。(苦笑)

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最近はまっているドラマ

■新入荷案内■
探偵小説・ミステリー 関係まとめて入荷

江戸川乱歩「空中紳士」「心理試験」「吸血鬼」「蜘蛛男」、
横溝正史「八墓村」、「横溝正史読本」(赤版)入荷。
そのほか高木彬光、朝山蜻一、ルヴェル、酒井潔、角田喜久雄、ほかまとめて入荷。
貴重なコレクション商品を一部画像付でご覧いただけます。
ぜひご参照ください。

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子供ができてからはなかなかドラマをゆっくり見られる時間がなくなって
しまいましたが、NHK大河ドラマ「篤姫」と、BS11の「MI−5」だけは
毎週DVD録画して、子供を寝かしつけたあとに欠かさず見るようにしています。

「篤姫」もいよいよ来週は1つの大きな山場を迎えそうです。
堺雅人さん演じる徳川家定が本当に素敵なので、来週死んでしまうなんて
本当に悲しい。大河「新選組!」でも堺さん演じる山南敬助がドラマ途中で
死んでしまった時も、やっぱりここで死んでしまうのね・・としばらく落ち込んで
いたことを思い出しました。

家定亡き後、今後彼女がどのような運命を迎えるのか非常に興味ありますが、
一方で、最近ドラマをどうしても「息子を持つ母親側」の視線で見がちになって
いることに気がつきます。

たとえば家定の母、本寿院。
世の中の情勢が見えず、息子と大奥のことしか頭にない視野の狭い母ではあるものの、
身体の弱い息子の身を案じ、溺愛する気持ちは非常に共感できます。
嫁の篤姫に姑魂を発揮してひどい仕打ちをしてみたかと思うと
身体をはってでも息子を守ろうとしたり、一方では拗ねて息子に甘えてみたり。
その本寿院演じる高畑淳子さんは確かご自身も息子さんがいらっしゃったはず。
彼女が吐く台詞ひとつひとつに「そうそう、そうなのよね〜」と相槌を打ちながら
自分はまだ嫁の立場なのに、すっかりイジワル姑気分でドラマを見ています(笑)。

一方、大久保利通の母フクは、私にとってはまさに理想の母親像です。
出世競争で西郷らにどんどん差をつけられてしまう利通がつぶやいた
「母上、私は鬼になりまする」に対して言った台詞
「お前が鬼になるなら、私は鬼の母になるまでのこと」
にはしびれました。
そんな台詞、一度は吐いてみたい・・。
鉄道マニアののーんびりマイペースの息子を見ると、そんな夢はまったく無理そうですが。(苦笑)


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「MI−5」はイギリスBBS制作のイギリス諜報員のドラマなのですが
テロや国家間の駆け引き、陰謀、組織犯罪、人間模様など、毎回色んなストーリが複雑に絡み合い、
見ている側に息つく暇を与えません。
昨日はアフリカの貧困についてイギリスで世界貿易機構会議が開催され、
その保安にMI−5が乗り出すのですが・・G8の参加国として日本が一瞬出てきたものの
すっかりアメリカのイエスマンに成り下がっていて・・イギリスのドラマでもこの扱いなのか、
とちょっと苦笑してしまいました。その一方で、このドラマをみると、自分はイギリスではなく
日本に生まれて本当によかったとも思うのですが・・。

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先週仕事がてら上京したら、都内はサミット目前で街のあらゆるところで
制服姿の警官たちをみかけました。
なんだか昨日のMI−5の内容とダブって見えてしまいました。

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入院やらいろいろ

またまたお久しぶりの更新になってしまいました。

6月上旬。チビが久しぶりに40度近い高熱を出し、それがおさまったら今度は
咳が出始め、おさまらず。いそいで翌朝、かかりつけの病院に連れて行くと
「気管支炎」と診断を受け、即刻その日から1週間、入院することに。
子供の入院には保護者の24時間付き添いが必要となるので、
その日から、店主と交代で病院と家を往復し、
なんとか仕事と付添介護をやりこなすことができました。

最初の3日間はチビは24時間ずっと点滴につながれっぱなし。
また吸入器もずっとつけていないといけないので、ストレスは相当なもの。
初日の夜はベットでひどく暴れ、点滴の管を引っこ抜いて流血騒ぎになったり
(点滴を抜くと血管から血が点滴の管に逆流するため、管から血が噴出し阿鼻叫喚の騒ぎに!)
おもらしをして、一晩で4回もシーツを取り替えてもらうことになってしまいました。

それだけでも相当看護士さんに迷惑をかけてしまっているので
さすがにこれ以上ナースコールは押せないと、
少々暴れたぐらいでは点滴の管がぬけないように
点滴の接続部分をテープでグルグル巻きにして固定してもらいました。
さすがのチビも、徐々に病院に慣れたのか、あるいは看護士さんにちょっとは
申し訳ないと思ったのか2日目の夜からはおとなしく眠ってくれるようになりましたが・・。

入院中は、今話題の「モンスター・ペイシェント」(=迷惑患者)とおぼしき患者さんにも遭遇。
昼も夜も、ひっきりなしにナースコールを押すおばあさん(整形外科で入院)で
同室の患者さんたちがいくらなだめても、看護士さんたちを何度も呼びつけて
あれやこれやと文句を言うので、最終的にはそのおばあさんは
看護士さんたちに囲まれて、「そ〜れっ」と車椅子に乗せられて、看護士さんたちの
「うふふふふ・・」という茶目っ気のあるかわいらしい笑い声とともにナースセンターに
あれよあれよと連行されていってしまいました。

その日以来、入院の書類提出などで、ナースセンターに行くたび、いつも
そのおばあさんが苦虫を噛み潰したような顔をしてそこに居るのでちょっと笑えてしまいました。
(しかしいつも看護士さんが話相手になってくれるので、おばあさんもまんざらではない様子)

さらに。
チビの退院日に駐車券をもらいに店主がナースセンターに行ったとき、
看護士さんたちの姿が見えず、おばあさんだけが一人ぽつんと部屋に居て
「看護婦さんなら奥にいるわよ。私が呼んであげるわよ。」
なんて、すっかりナースセンターの受付嬢になりきっていたとのことで。

本当にいろんな患者さんがいるものです。

そんなこんなで、バタバタしていましたが、
一方6月はお客様方からの買取ご依頼のお問合せも多く、大変ありがたく存じております。
古書買取は常時メールやお電話で受け付けておりますので、いつでもお気軽にお問合せ
ください。ご希望の際には宅配業者が御宅に集荷に伺います(ご好評いただいています)。
また地域によっては弊店が直接買取に伺うことも可能です。

詳細はこちらをご覧下さい→ 古書買取

kuma

退院後、NHK番組「ピタゴラスイッチ」で
「アルゴリズム体操」を研究中のチビ

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ゴールデンウィーク

ずいぶんお久しぶりの更新となってしまいました。

先月の全連大市(全古書連主宰で開かれる年一度の全国規模の大入札市)では
幸運にも予想より多く札が落ち、ただいまその新入荷本のデータ入力に奮闘している
ところです。ホームページに順次UPしていきますので宜しくお願い致します。


********

昨年までは隣町の保育園に通っていた我が家のチビも
(引っ越した当時は近所の保育園は定員いっぱいで入園できなかったのですが)
今年からは念願かなって徒歩10分で行ける近所の保育園に通えるようになりました。

それにしても新しい保育園は、若いパパ、ママが多いこと!
東京では仕事もひと段落ついた30代ママが多かったように思いますが、
この辺は地方の新興住宅地で若夫婦が多いせいか、
20代のママがとても多いように思われます。
とくにその中でも、いつもファッション雑誌から抜け出したような
長身スレンダー&ロングの巻き髪&ショートパンツスタイルで、
いまどき背中にバッテンのおんぶ紐で赤ちゃんをおんぶしつつ、
上のお子さんを保育園に送迎しているママさんがいらっしゃるのですが、
一見ギャップのある彼女のそのスタイルがあまりにクールで、
毎朝彼女に会うたび思わず目を奪われてしまいます。

自分ばかりが可愛くてなかなか大人になりきれない大人が多いなか、
その姿はとても凛々しくて、潔くて、これから頑張ってわが子を育ててしていく
「覚悟」がみなぎっている感じで・・。
私の20代なんて、仕事も何もかもが、迷いだらけで往生際がわるく、
自信とは遠くかけはなれて、今思い出すだけでも情けなくて
どこかに隠れたくなるほどです。

結局私は仕事や体調の都合で出産はかなり遅らせてしまいましたが、
今はそんな素敵な若いママたちに混ざって、
何食わぬ顔してずうずうしく子育てしております。


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今朝、子供を保育園に送ったあと、少しだけ時間があったので
近所のお気に入りの喫茶店でしばし珈琲を飲みながら読書を楽しんでいたところ・・。
私の隣のテーブルに、社長風の初老の男性とそのお仲間(部下?)の方々が座られました。
最初、その社長風の男性の声が店内に響くような大きな声だったので、
ちょっと辟易していましたが、意外とその話が面白くて、否が応にも、
読書そっちのけで彼の話に聞き耳をたててしまいました。

彼いわく、先日、某温泉旅館の「あわびの踊り食い」宿泊プランに参加し、
いざ旅館に到着して、お楽しみの食事の時間になったら・・。
なんと!そのプランの実態は、あわびではなく、「とこぶし」の踊り食いだったとのこと。
(彼いわく、貝にある穴の数で区別できるそう)
それで彼が腹を立て「これはあわびではなくとこぶしだ!」と苦情を言うと
旅館側は当初、平身低頭に、「宿泊代はお返しします」と謝罪してきたそうですが、
それを彼が「そういう問題じゃない!オレは貧乏人じゃないぞ!」
と突っぱねると今度は
「うちではこれをアワビとして仕入れているので、これはあくまでアワビです!」
(本当はトコブシだけれども)
「そんなに文句いうなら、もうウチに来なければいいじゃないですか!」
と逆切れしてきたとか。そして挙句の果てには
「じゃあどうすればいいんですか!おしえてください!」
と泣きついてきたとか。

残念ながら、私も仕事に戻らないといけないので、
その後の話の顚末は聞けずに、店を後にしましたが、
もし彼の話が本当ならば、すごい旅館があったものだなぁと。

ただ、私だったら「宿泊費をタダにする」といわれたら思わず
「そう?」って鉾を収めてしまいそうです。(笑)

「オレはあるときは社長、あるときは会長だからな。」と言っていた彼。
お金持ちを怒らせると相当怖そうです。(笑)

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