湧書館 とよはし便り http//www.yushokan.com

通販配送部を豊橋に移転しました。東京に通う店主を見送りながら、豊川沿いの緑豊かな環境のなか、書籍配送にいそしむ番頭R(古本屋女房)の日記です。

インドの古書街

ここ1年ほど前あたりから、商品の状態に関するお問い合わせの中で、
ごくたまに、「読者カードと、新刊案内も本に挟まれてますか?」
というのが出てくるようになりました。それも特にコレクター性の
高い本、ならわかりますが、普通の一般古書で、です。
古書店の評価ではそういうのはふつう関係しないし、
「本の状態」とはまた別の話のような気がするのですが、
ごく一部で新刊案内や読者カードなど集める出版社ファンの方々
の層があるのかしら??

今日NHK-hiで「アジア大回廊」という番組を見ていたら、
作家の梁石日さんがインドにあるアジア最大の古書街を紹介されて
いました。古書街でアジア最大といえば神田神保町だと思いこんで
いましたが、インドにもこんなに大きな古書街があったなんて!
扱っている本も英語で書かれた本が多いのが嬉しいところです。
売れ筋はさすがIT大国インドらしくプログラミング関係だそうですが、
一方で、100年以上も前の植民地時代のインドの衣装の本
など古い資料類も充実しているそうです。
(日本でいえば神田あたりの老舗古書店クラスと思われる)
インドの古書店主(なんと4代目)は「うちの二階にはもっと古い
(素晴らしい)本があるよ。」と胸を張っていたので、思わず
笑ってしまいました。

昔、パリやウィーンの古書店を回ったときもそうだったけど、
どこの国にいっても古本屋の店主って頑固そうで、ちょっと変で、
店の奥からじーーっと客を見ていて、本当に可笑しくなるほど
雰囲気がよく似てるんですよね。
まったく違う国で、文化も全然違うのに、およそ「他人」とは
思えません。
TVカメラに向かって「奥にはもっといい本あるよ」って
思わず言ってしまうところなんて特に。(笑)

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する