湧書館 とよはし便り http//www.yushokan.com

通販配送部を豊橋に移転しました。東京に通う店主を見送りながら、豊川沿いの緑豊かな環境のなか、書籍配送にいそしむ番頭R(古本屋女房)の日記です。

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スッキリする本

ゴールデンウィーク中は、こちらに帰省中のお客様が何人か
貴重なお休みのなか豊橋配送所に立ち寄ってくださり、
とても感激でした。ネット通販も便利ですが、やはりお客様が
来てくださるというのは大変嬉しいことです。
どうもありがとうございました。


一方で私はこのゴールデンウィークは、この4月に1歳になった
コドモが急の高熱を出し、その後「クループ」という
かわいいお菓子を連想させるような、しかしその実態は
こじらせるととても怖い呼吸器系の病気にかかってしまい、
連休中の救急医療の診療所周りと毎晩の看病で、
ヘトヘトになってしまいました。


うーん・・この休みはドライブがてら、浜松方面の古本屋さんめぐり
をしたかったのだけど・・。(良いお店があるという噂)
それはまた別の機会のお楽しみに、ということで。



古本屋めぐりといえば、これはどこのお店とは
ちょっと口外できませんが・・。



去年地方の古書店をまわったとき、ある一軒の古本屋さんで
うちのダンナ(店主)が文庫本棚を物色していたところ、
その店の女店主さんから、声をかけられたそうです。


女店主:「もしもし、どんな本をお探しですか。」


これはどの古書店主でもよくお客さんに言うセリフ。
(時には冷やかし客を追い払う際に使う場合も有り)

しかし、その女店主さんはさらに続けて
こんなことを言ったそうです。


女主人:「お客さん、気分がスッキリする本が入ったんだけど」

ダンナ:「スッキリする?・・本、ですか?」


ダンナは、何か新しい、癒し系のヨガとか
リラックス系の本を連想したそうです。

しかしお店の奥から、差し出された本は、
なんと!「アップル通信」系のアダルト雑誌の最新号!!


ダンナはあわてて、女店主さんのご厚意をありがたく固辞して
文庫だけ買ってそそくさと帰ってきたそうですが、そのあとで
「こういう営業スタイルがあるのかーー」
と相当カルチャーショックを受けたようでした。



「奥から出す」

というのは古本屋の得意技ですが、

「スッキリする本」

という営業トークは、同業者ながら
かなり衝撃的だった模様。(笑)


今までも古書店めぐりをしていると何軒か、
「お店の商品よりも、むしろ店主が掘り出し物」
という本屋さんに出くわすことがあり、それも楽しみでしたが、
そのお店もまさに、そういうお店だったと思います。

そういう個性的な店も、ネット販売や大型古書店の繁栄が久しい
今日では、めっきり少なくなってしまい、寂しい限りです。
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