湧書館 とよはし便り http//www.yushokan.com

通販配送部を豊橋に移転しました。東京に通う店主を見送りながら、豊川沿いの緑豊かな環境のなか、書籍配送にいそしむ番頭R(古本屋女房)の日記です。

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新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

* * *

年明け早々、アメリカの女性のお客様から、弊店商品の
世界童話全集の端本(昭和20年代の古い書籍で、コンディションは
悪いですが美しい口絵がついています)
についてお問合せをいただきました。

お問合せの内容は、商品説明として列記している日本語
「ヤケ、汚れ、難、記名有、口絵有・・・」などについて
「英語で正確に説明してもらえないだろうか」ということ。

いままでも何度か海外からのご注文はありましたが
さすが漢文や古語交じりの和書をご注文されるだけあって、
一般の日本人より(少なくとも私より)ずっと日本語に
堪能でいらっしゃるので、これまで意外と「英語で説明して欲しい」という
ご要望をいただいたことがありませんでした。


「美本」は very fine か fine です。

でも、「ヤケ」って英語で何て説明すれば良いのでしょう。
Sun damaged て言うとかなりヤケてボロボロな感じでしょうか?

また「難」ていうのも、一種の、いわば古書店となじみのお客様との
一種の「符牒」のようなアバウトな業界用語で、あらためて正確に説明
してみようとすると意外と大変です。(「難」といえば、相当悪いな、ぐらいな。)


「口絵」は、アルクの英辞郎で検索したら「frontispiece」でした。

「記名有」は前の持ち主の方が名前を記載したもので、
著者の「署名入」とは意味も価値も全く異なります。
されど「落書き」というのとも微妙に違う気がします。


うーん・・・。


海外の古書店さんを参考に、がんばって説明してみようと思います。

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ホームページを持つ意味

先日、地元に都心から講師を招き、
「自店のホームページのアクセス増加のために何が必要か」といった感じの
内容の講習会に行ける機会があったので、ちょっと覗いてきました。

思い起こせば湧書館がホームページを開いたのは、
1998年ごろ。まだWindows95から98の移行期で
ホームページを持っている古書店は、全国でも数えるほどしか
ありませんでした。

現在はもちろんのこと、弊店は当時から垢抜けない
手づくり感いっぱいのホームページでしたが
「探していた本が検索で一発で見つかって嬉しい!」というお喜びの声もある一方で
「やはり古書は、古書店めぐりをしながら買うのが楽しいから、ネットは使いたくない」
「古書は、苦労して探して見つけるから、面白いんだ」
という、ネットと古書は相容れない、というお声も、当時はお客様のみならず
同業者からも多くいただいたものでした。
(私達も当時は店舗販売が基本で、ネット販売はお客様へのサービスの一環でした)

でも一方で、ホームページを持つことにより、いままでは都内や近県の
お客様がほとんどだったのが(当時は渋谷区笹塚に店舗を開いていましたので)
うちの店のホームページをご覧になり、遠路はるばる岡山から、
「探している本があったので」と新幹線ではるばる来てくださった
お客様がいらしたり(今でも忘れられません!)、
海外からはカナダの大学教授が東京への出張帰りにぶらりとお店に寄ってくださったり、
さらに一番遠かったのははるかアルゼンチンから、「日本のマンガに興味があるので、
何でもいいからマンガを送って欲しい」とたどたどしい英語で問合せメールが
寄せられたりして、全国のみならず、海外のお客様と対面する、
インターネットという最新最強ツールの威力に、ひどく驚嘆させられたものでした。

それからの10年。古書大型店の業界進出、急成長に対抗してネット販売を行う古書店が
爆発的に増加。また楽天、ヤフオク、アマゾンなど大手企業の参入で、古書店同士が
仕入れ、販売ともに、厳しい価格競争にさらされることになり、また、まとまった良書の仕入れも
相当難しくなり、古書店の運営も筆舌しがたいほどの営業努力が必要になりました。

・・そんなここ10数年余の劇的な業界変化を振り返りながら、講習会で
「魅力あるホームページとは何か」
「効果あるSEO対策とは」
といった内容のお話を講師がしてくださるのを聞きながら、しみじみ感じたこと。

うちのホームページは、ご覧のように素人(私)の手づくりで、
レイアウト的に見にくく、改善しなくてはいけない点もたくさんあるのも重々承知なのですが
プロにお願いしてかっこいいデザインのホームページに切り替えるというのも、
うちには全然似つかわしくない気がするし(お客様はその点は全然期待されてないでしょう)
うちの商品のラインナップはかなり偏っている(それは店主のささやかな自慢でもあり)
のは重々承知ですので、万人にアピールするための素人(私ごとき)の小手先のSEO対策よりも、
「偏ったお客様」(「偏った」はわが業界では最高の賛辞)に
「新しい本が入ってる!」喜んでいただけるように、
細々とでも、ダサくても、とにかく愚直に少しずつ更新を繰り返し、
新入荷情報をご覧いただいて「あ、こんな本が入ったんだ!」と
まるで古書店めぐりをしながら、長年探していた本を見つけたような喜びを
感じていただけるようなホームページ運営、商品の充実を心がけていきたいと
あらためて感じたのでした。

どんな辺鄙な環境でネット店を開いていても、良書を集める努力を続ければ
絶対にお客様は、どんな遠くからでも探してきてくれる。
古書の力って、ネットが普及する以前も、以後も、それだけは普遍だと信じています。
それが、古書業界に携わる私達のプロとしての「誇り」でもあったりします。

・・もちろん、そうした「古書の力」にべったり依存するだけではなく、
より使いやすいサービス、そして私の苦手なホームページのデザインの面でも、
少しでもお客様が快適にご利用いただけるように改善に努めたいです。

そんなわけで、この長引くデフレ・スパイラルのなか、厳しい営業を強いられつつも
性懲りもなくますます「偏った本」を仕入れてくる偏屈な店主を横目に
(この本を買って下さるのは●都の■様と、▲県の◎様しかいないよ!などと
ツッコミを入れながら)、今日もぼちぼちとホームページの更新をしております。

・・このブログも時々更新できるように頑張りますー。(汗)

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クレジット決済が可能になりました

本日5月13日より、弊店のホームページ掲載商品すべてが、
全古書連公式サイト「日本の古本屋」内の弊店在庫頁で検索、
ご注文いただくことで、クレジット決済が可能になりました。

  日本の古本屋(全国古書籍商組合連合会)
  ※ご利用には全古書連「日本の古本屋」に会員登録が必要です。(無料)
  ※全古書連(全国古書籍商組合連合会)は1947年創立の全国古書店の統合組織です。


これまでも、弊店商品の一部を、Amazonマーケットプレイスから、
クレジット決済でご購入いただくことが可能でしたが、
ISBNのない古書や、資料類、私蔵コレクションものなど規格外のものは
Amazonに登録できないため、ご購入いただくことができませんでした。
また商品1点ご購入ごとに、Amazon規定の送料340円が加算されました。

しかし本日から、「日本の古本屋」サイト内から、弊店商品を検索し、
クレジット決済でご注文いただいた場合は、
1回のご注文につき、何冊ご購入いただいても、送料は300円のみ。
1万円以上のご購入の場合は、従来通り、送料無料サービスをご利用いただけます。
わずらわしい金融機関へのお振込み手続きはいっさい不要です。

ご注文後、弊店から「クレジット決済案内メール」を送信いたします。
そのメールの中にあるリンクをクリックして、クレジット決済頁へ移動し、
決済手続きを完了されますと、すみやかに商品を発送させていただきます。
商品発送時に、あらためて弊店よりメールでご連絡致します。

今まで代金先払いや代金引換が必要だったご注文も、
このクレジット決済をご利用いただくことで、わずらわしい振込手続き不要で
すぐに商品を御発送させていただくことが可能になりました。

本日、弊店サイトのトップページからも、「日本の古本屋」の弊店在庫頁に
移動できるように、改良いたしましたので、お客様の用途にあわせて
ぜひこちらもご利用くださいますようお願い申し上げます。

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春爛漫

天皇皇后両陛下ご成婚50年で
テレビ各局がいろいろと特番を組んでいますね。

そのなかの記者会見で美智子様が記者から
「もしおしのびで行かれるとしたらどこへ行かれたいですか?」の質問に
「神保町の古書街へ行きたい」とお答えになられてました。
古書業を営むものとして、そして何より一古書ファンとして、
これほど幸せな、嬉しいお言葉はありません。
よく弊店をご利用下さっているお客様も「嬉しかった」とおっしゃられていました。

(ネットで検索したところ)以前にも、美智子様は
「透明人間になれたら、神田や神保町で時間をかけて本の立ち読みをしたい」
と会見でおっしゃられたことがあったそうで。
美智子様は学生時代によく神保町古書店を利用されていらしたそうで
あんなに美しい方ですもの、さぞかし目立たれたことだろうと思います。

普段皇族関係の記事はほとんど無関心だった私ですが
今回の50周年記念会見では、両陛下ともに記者からの質問に
「くすくすっ」と記者たちの笑いを誘うような、上品なウィットを効かせた
お答えを述べられたりして、一気に親近感を抱いてしまいました。


★★ ★★ ★★

Spring has come !

豊橋も先週末から桜満開で、あちこちで急ぐように桜を求め散策する
お花見客たちを見かけるようになりました。
うちは、我が家のチビ(今春満3歳)が、まだ桜に全然興味がないので
休日となると、面白そうな公園を探し求めて、市内中を彷徨しておりますが
先日も、ちょっと変わったデザインのアスレチック遊具がある楽しい公園を見つけました。


ここ久しく古書業界でも、建築デザイン関連の書籍の人気が高く、
色々な人気建築家の建築作品集や図面集を取り扱うようになりましたが
これら公園アスレチック遊具の世界でも斬新なデザインのみなならず、
子供の好奇心や冒険心を最大限にひきだすような楽しいデザインのものが
たくさん見られるようになりました。
(ジャングルジム、ブランコ、滑り台のシンプルな公園も個人的には好きです)

公園全体のレイアウトも、テーマ性を持ち、子供だけでなく大人の私達も
一緒に遊び駆け出したくなるような広大な芝生や、噴水池にかかった大橋や、
林や森、水遊びのできる小川など、ドキドキ、ワクワク感を与えるものが
いろいろ設置されています。それでいて、安全面でも子供が誤って手を挟んで怪我をしたり、
落下しないように、細心の注意が払われていて(それが一番難しい課題だと思うのですが)
こんなに訪問者たちの心をとりこにし、なおかつ安全性や実用性も兼ね備えた公園レイアウトや
アスレチック遊具を創造するデザイナーさん、作家さん方はいったいどんなに夢あふれる
素敵な方だろう、と公園でチビ相手に遊びながら、思い馳せてしまいます。

kouen.jpg

こちらは先日立ち寄った豊川沿いの公園。
とっても小さな、市内でも穴場的な公園なのですが
斜面を利用した大型アスレチック遊具のほか、
ちょっとした草スキーもできる小丘もあったりします。

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世界古書店めぐり

今年の梅雨はどこにいってしまったの?という晴天が先週ずっと
続いていましたが、この週末は豊橋にもまとまった雨が降って
やっと梅雨らしさが戻ってきました。

雨の日はなかなか外に出られず・・。そんな中、
最近、You Tube で世界の古書店の映像を探す
楽しみを見つけました。
パリの有名書店はもちろん、イギリスの古書の街Hay-on-Wye、
さらにはインドの個性あふれる路上古書主など・・。

実際に行って書棚の本を手にとって見れないのは残念だけれど、
店構えや品揃えのセンスなど、それぞれのお国がらや、
古書店主の個性などが垣間見えてとても面白いです。
私もなにか仕事のヒントがないかな・・なんて
思いながら見ています。
映像に映るお客さんたちもどことなく優雅で知的な感じです。

私が見た、その中の一部がこちらです。
ちょっとした海外旅行気分になれます。

スコットランドの巨大古書店(The Book Shop in Wigtown)
とにかく広い!でもきちんと整理されている書棚が圧巻です。
http://www.youtube.com/watch?v=dpcU53wIAvk

Day 53 - Powell's Books Portland(アメリカ、ポートランド巨大書店)
http://www.youtube.com/watch?v=gBktZa1UWRI

イギリスのヘイオンワイ古書祭 
有名なイギリス古書の街ヘイオンワイの古書祭りです。
http://www.youtube.com/watch?v=eW2s8mQ7iTI

インドの路上古書店(英文字幕付)
面白そうな(アクの強そうな)古書店さんで、圧力に屈せず
ぜひ頑張って欲しいです。雨の日やお店がお休みの日など、
商品の保管方法が気になるところですが。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=hnp65DyqTSc

パリの書店SHAKESPEARE & COMPANY BOOKSHOP
http://www.youtube.com/watch?v=JUpSR9fhQDM
松岡正剛氏千夜千冊を読んでひとつの時代を作った有名書店で
あることを知りました。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0212.html

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